愛媛県今治市片原町1丁目の今治港で29日、今治海上保安部の巡視艇の見学会があり、西条市周布の障害児通所支援事業所「こどもデイ青空壬生川」を利用する両市の児童ら8人が、海の安全を守る船の仕組みを学んだ。
 停泊中の巡視艇いよなみ(113トン)では、海保職員が消火活動時などに着用する防火服の役割を説明。たくさんのスイッチが並ぶ操舵(そうだ)室では、児童らが巡視艇と別の船との位置関係や距離を測るレーダーを見たり、操船用ハンドルに触れてみたりして、「船長になった気分」と満足顔だった。